【2016年4月29日】上毛新聞に掲載されました

【『上毛新聞』に掲載 】
上毛新聞社の発行する『上毛新聞』本誌に掲載されました。

『ラブアカデミー』が上毛新聞に掲載されご紹介頂きました!!
『ラブアカデミー』byご縁結び屋

【 紹介文の全文 】
上毛新聞2016年4月29日の記事

『 出会いの場を提供 』
ご縁結び屋 (前代表)新井浩文さん(36)現在ハピネス・サポート福本琢也

人生の大きな節目の一つ、結婚。パートナーを探す「婚活」が現代のキーワードとなっている。イベントを企画し、「ラブアカデミー」事業を行う新井浩文さん(36)は出会いの場をつくり、結婚へとつながる手助けをしている。

―事業を始めたきっかけは。
28歳で県外から地元へ戻り、ギフトを扱う家業に入った。そこで首都圏と違い、遊ぶ場所や人との出会いの少なさを実感し、友人とテニスサークルを始めた。いろいろな人と知り合ううちに、自分以外にも出会いを求める人が多いことに気付いた。
2012年に仲間と富岡市内でのコンパ「富コン」を開いたところ、約60人が集まった。個人的なことからちょっと社会的なことがやれた達成感があり、出会いのためのイベントを企画していこうと事業化を思い立った。

―どんなことをしているのか。
結婚相手を見つけるための婚活パーティー、知り合いをつくるいわゆる合コン、友活(ともかつ)と呼ぶ人脈を広げるための場所づくりを手掛けている。規模は10人ぐらいから100人超まであり、3月には計29回開いた。ハロウィーンの仮装パーティーでは130人を集めることができた。行政を連携したイベントも行っている。

―イベントで気を配ることは。
女性が安心して参加できることを心掛けている。連絡先の交換もカードに記入して渡したい人にだけ渡してもらうようにしたり、イベント終了後は女性に先に退出してもらったりしている。連絡先を聞かれて断りにくいこともあると思うので配慮している。

―やりがいやこれまでの成果は。
参加者同士が交際を始めたとか結婚したという報告を受けたとこが、やはり一番うれしい。「一緒に参加した人は(相手が見つかり)卒業したので、私だけ来ました」と聞くこともある。

『 結婚報告 うれしい 』
ラブアカデミーを始めてから結婚の報告を受けたのは2組。テニスサークルからの累計では12組が結婚した。この数字をもっと増やしたい。

―晩婚化、少子化が社会的な課題となっている。
望んでも、なかなか実現できない人はいる。世話をする人がいなくなったことが一番大きいのではないか。人はいい出会いがあれば必ず成長できると思う。事業のテーマは「群馬を元気にする」。いい出会い、成長がゆくゆくはいい群馬につながるはずだ。

―今後の展開をどう考えているか。
現在は高崎市内を中心としているので、県全域に広げたい。東京での開催という大きな目標に向け、スタッフの充実も必要だ。
事業はイベント全般の企画。婚活だけではなく、音楽イベントなども手掛けたい。

『 自治体、企業も後押し 』
民間にとどまらず、自治体も結婚支援事業に取り組んでいる。県は「ぐんま縁結びネットワーク」と「ぐんま赤い糸プロジェクト(あいぷろ)」の二つの事業で、少子化対策も合わせ結婚を後押ししている。
ぐんま縁結びは、県地域婦人団体連合会が委託を受け実施。地域の婦人会の女性が「おせっかい」しながら1対1のお見合いをコーディネートする。昨年度末で計70組が結婚した。
あいぷろは企業が会員となり、従業員同士がイベントなどで交流する事業だ。把握しているだけで24組がゴールインした。
ぐんま縁結びでは世話人の研修をしてスキルアップを図り、あいぷろでは全員のマッチングやセミナーを行う「あいぷろプラス」にも取り組む。県こども政策課は「結婚を望む人を応援していきたい」としている。

【会社データ】
富岡市富岡。2013年10月に」「ご縁結び屋」の屋号で「ラブアカデミー」事業を開始。高崎、前橋、伊勢崎市内を中心に婚活パーティーなどを行う。
【ある日の新井さん】
午前
11時 業務開始。メールや問い合わせに対応
午後
2時 イベント準備
5時 会場入りし、設営
7時 イベント開始。会場の雰囲気を見ながら司会進行
10時 会場退場、帰宅